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THE CORNUBIA COLLECTION By Ben Pentreath

THE CORNUBIA COLLECTION By Ben Pentreath

MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーションコレクション第2弾「THE CORNUBIA」がこの夏発売となりました。 2020年に発売した第1弾コレクション「QUEEN SQUARE」では秋~冬をイメージしたカラーリングだったのに対し、今回の「THE CORNUBIA」では春~夏の鮮やかなストーリーを展開。 景色、音、デザイン、場所、経験、そのすべての思い出に立ち返り、親しみやすさのある喜びを表現しています。  コレクションについて、Benはこのように語っています。 “「QUEEN SQUARE」とはまったく異なるムード、例えば日が差し込むような明るい雰囲気になるよう意識しています。カラーからその雰囲気を感じてもらえるはずです。長年継承されるヒストリカルなデザインに、新たなカラーを取り入れたまったく新しい組み合わせは、幼い頃カラフルなキャンディショップに心を躍らせたように、視覚的に驚きを与えてくれるのではないでしょうか。” そしてコレクション制作時にはふたつのことにフォーカスしたそう。 “ひとつ目は、時代を超えて愛されるクラシックに新たなカラーコンビネーションで新しい光をもたらすこと。そしてふたつ目は、長い間注目されていなかった古いデザインパターンを復刻すること。特に、大きなデザインスケールの「Merton」と「Woodland Weeds」を復刻させることでした。” (写真左:タペストリー/Merton、写真右:壁紙/Woodland Weeds) 自身のルーツであるイギリス南西端に位置するコーンウォール地区で行われたインテリア撮影では、アーツ・アンド・クラフツの美しい住宅を使用。 モリスのアイコニックなデザインパターンとBenの個性的な表現が融合したコレクションは、これまでにない幻想的なモリスの世界を魅せてくれます。 THE CORNUBIA COLLECTION By Ben Pentreath Ben Pentreathとのコラボレーションコレクションについてはこちら 引用:マナトレーディング株式会社 MORRISWORLD.jp COLMN

ウィリアム・モリスの遺した言葉 #10

ウィリアム・モリスの遺した言葉 #10

“If others can see it as I have seen it, then it may be called a vision rather than a dream.”私と同じ見方を他人ができるのなら、それは夢ではなくビジョンと呼べるものにな 数々の素晴らしいデザインだけでなく、モリスが理想とした美しい暮らしへの想いもまた、今の時代に受け継がれています。 引用:マナトレーディング株式会社 MORRISWORLD.jp COLMN

The world's first museum café – The Morris Room –

The world's first museum café – The Morris Room –

今や世界中の美術館に必ず併設されているカフェ。1856年、美術館ディレクターのヘンリー・コールらによってVictoria & Albert Museum (V&A) 内に設立されたものが、世界で初めて美術館の中に作られたカフェです。そんなV&Aのカフェは、より多くの人に文化を楽しんでもらうことを目的に「The Gramble Room」「The Poynter Room」「The Morris Room」という3つのコンセプトの部屋が作られていて、それぞれ特徴的なデザインの空間が広がります。 モリスが31歳の頃にデザインした「The Morris Room」は設立当時「The Green Dining Room」と呼ばれ、1861年に設立したモリス商会初期の作品です。ゴシック様式の空間をテーマに、フィリップ・ウェッブ と エドワード・バーン・ジョーンズとともに中世の優雅な雰囲気が感じられるダイニングルームを作り上げました。 特徴的なグリーンと立体的に表現した植物柄の壁面。シンメトリーが美しい白とベージュの天井デザイン。壁面と天井のコントラストがより繊細な表現を際立てています。さらに壁面の小さいパネルに描かれた繊細な絵画には、「フルーツ」などのモリスの代表的なデザインを彷彿させる柄が描かれています。ひとつひとつの装飾が響き合う調和の取れた空間で過ごすティータイムは格別なひとときです。 100年以上たった今でもその繊細な手仕事は人々を魅了し続け、世界中からたくさんの人が集う憩いの場所となっています。まさにモリスの目指した自然と調和する美が体現された空間です。 美術館:Victoria & Albert MuseumCromwell Rd, London SW7 2RL 引用:マナトレーディング株式会社 MORRISWORLD.jp COLMN...

Victoria & Albert Museum

Victoria & Albert Museum

ロンドンのサウス・ケンジントン駅近くにある世界的にも有名な博物館、Victoria & Albert Museum。1851年に開催されたロンドン万国博覧会の展示品をもとに、翌年の1852年にヴィクトリア女王と夫君のアルバート公が産業博物館として基礎を築きオープンしました。荘厳な建物内には、絵画、陶磁器やガラス、写真、彫刻、テキスタイルなど3000年にもおよぶ世界文明の遺物が展示されています。 館内の3階部分には英国の美術品が収蔵されており、19世紀後期のエリアにはウィリアム・モリスを中心に、アーツ・アンド・クラフト運動に参与したアーティストたちの作品が展示されています。中でもひと際目立っていたのは、4m×7.6m ものサイズを誇る「The Bullerswood Carpet」。1889年にモリスと彼のアシスタント、ジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたカーペットです。天然素材と染料によるその繊細な表現をより長く保つため、およそ半分の長さに折り畳み、定期的に展示する部分を入れ替えることで美しさを保っています。 さらに当時人気を博した、モリスの娘メイ・モリスのデザインによる刺繍キットも展示されています。展示されているのはシンメトリーデザインが美しい「Rose Bush」。当時、デザインが描かれた布地の一部分を見本として刺繍したものをキットとして販売していました。 このほかにもタイルや家具、カリグラフィーなどさまざまなモリスの作品に触れることができます。約160年たった今でも色褪せない、アーツ・アンド・クラフトの手仕事の美しさを改めて体感できる空間が広がっています。 美術館:Victoria & Albert MuseumCromwell Rd, London SW7 2RL 引用:マナトレーディング株式会社 MORRISWORLD.jp COLMN        

花とモリス No.01

花とモリス No.01

もうすぐ爽やかな風が吹く5月。まぶしい木々の新緑をイメージしたインテリアシーンのご紹介です。 目に入るのは室内窓。外壁に面した窓ではなく、室内の部屋と部屋の間仕切り壁に設けられた室内窓は、部屋の採光を良くしたり、隣室にいる家族の気配を感じることで繋がりをはぐくんだりできるというメリットが。今回は、そんなメリットから子供部屋との間仕切りをイメージしたインテリアスタイリングです。 室内窓に掛けたカーテンと壁紙パネルを同柄に、またカーテンの上部切り替えに使用した無地生地とクッションを同生地にし、室内窓の特性でもある“繋がり”をスタイリングにも用いました。 さまざまな色調のグリーンを基調にした組み合わせから、スワッグもアナベルをメインとしたグリーンカラーのものをセレクトしています。 スワッグは、気分に合わせて窓の向こう側に飾っても。写真ではカーテンを閉めていますが、開けたときに両方の部屋から見える位置に飾るのがおすすめです。 壁紙パネル/ Lemon Tree 216673 使用花材 アナベル、スターチス、シースターファン 引用:マナトレーディング株式会社 MORRISWORLD.jp COLMN